- ホーム
- > 八ヶ岳地ビールタッチダウンのおいしい飲み方
おいしく飲んで頂くためにちょっと知っておくといいこと。
酵母をそっとしておくために、冷蔵庫で保管してください。
ビールのご注文後、八ヶ岳ブルワリーからお客様の元へクール便でお送りしますので、届いたら冷蔵庫へと入れて下さい。
八ヶ岳地ビールタッチダウンは無濾過・非加熱処理のため、お届け後もビール瓶の中で酵母が生きている”生”ビールです。
酵母は、冷蔵では休眠していますが、10℃を超えると活動を再開したがります。
そのため、ビールをあたたかい場所に置いて保管したり、直射日光に当てたままにしていると、
低温で眠っていた酵母たちが再び元気になり、ビール中に残っている糖を食べて、
ビール本来の味や香りが変化してしまいます。
酵母はビールづくりの肝で、製造過程では適切に働いてもらっている存在ですが、
ビールの風味のためには瓶詰後は低温でそっとしていてもらうのが一番です。
また、八ヶ岳地ビールタッチダウンの賞味期限は充填後50日とさせてもらっています。
これは”生”であるビールをおいしく飲んで頂くために設けている期間です。
きりっと冷えたまま、または種類によっては
常温に近づけてもおいしいものも。
冷蔵庫内から取り出したビールを、冷えたままグビグビッ!
そんな飲み方は、特にピルスナーやラガーなどの淡色ビールにうってつけ。
ビールらしい爽快感を思いっきり味わって下さい。
また、八ヶ岳地ビールタッチダウンの中には、
プレミアム ロック・ボックや秋冬限定のアルトなど、
常温に近づいた状態でゆっくり飲むと、冷えた状態とはまた異なる
深い味わいや香り感じられるビールもありますので、お好みでお楽しみ下さい。
旨みを逃がさないように守り、口当たりをよくする”泡”。
ビールの泡について
ビールの泡は、ビール酵母の活動から生まれる炭酸ガスなどによってできます。
泡をきれいに、泡立ち良くさせるのは、仕込みの最後の方で投入する「ホップ」の仕事。 ホップの使用量は、ビールの原料のうちのわずか1%未満。ホップを入れる前のビールはコーラのような見かけです。
大昔はその状態で飲まれていたこともあったようですが、17世紀頃には発酵を安定させ、泡と爽やかな香りや心地よい苦味をも生み出すホップをビールの原料として用いることが一般的になりました。
グラスに注がれて、泡がきれいに載ったビール。気分が盛り上がりますね!
最もおいしそうに見える理想は、液体と泡が7:3の割合などと
よく言われます。泡の口当たりが滑らかだと嬉しいですよね。
泡はビールの旨みを逃がさないための蓋。
泡には、「ビールの旨みが消えるのを防ぐ」という
優れた役目があります。
ビールを注いだ後、旨みがビール中の炭酸ガスと一緒に抜けて
次第に薄れていってしまうのを、泡で蓋をすることで抑えるのです。
ふんわりと載った泡は見た目には素敵ですが、旨みを保つ目的としては、
泡は実は空気に触れないように蓋になっていればいいと言えます。
消えにくい泡をつくれば、ビールの味わいを長く楽しめるでしょう。
消えにくくきめ細かい泡をつくる注ぎ方。
泡でうまみや香りを閉じ込めるイメージで注ぎましょう!
八ヶ岳地ビールタッチダウンは基本的にどれも泡立ちがいいので、
普通に注いでもよい泡がつくれるでしょう。
消えにくくてきめ細かい泡をつくるためによりおすすめなのは、
きれいに洗ったグラスを使い、グラスを傾けておいて
グラスの淵に沿って泡の出方の様子を見ながらゆっくりと注ぐ方法。
ビールの旨みや香りをうまく閉じ込める”蓋”をつくるイメージで注ぎましょう。
ビールを勢いよく注いだときなどにできる、いわゆる”かに泡”は、
気泡が多く、たとえいくら量があっても消えやすいものです。
また、泡が消えてしまったグラスにビールを継ぎ足しても、あまり泡は立たちません。
もしもうまく泡が立たなかったり、時間と共に泡が消えてしまったら、
あきらめて飲み干していただき、また新たに注ぐことをおすすめします。
ビール瓶は振ってはならないことはもちろんですが、もし動かしてしまって
泡が勢いよく出てしまいそう!といった場合は、冷蔵庫でしばらく保管すると、
炭酸ガスが再び液体の中に溶け込んで少し泡が落ち着くでしょう。
よい泡とともに、ぜひ旨みや香りを味わって下さいね!
※20歳未満の飲酒は法律により禁じられております。 未成年者への酒類販売、通信販売は固くお断りしております。