地元産「カイコガネ」のシングルホップビール登場!
「HOKUTO」は、八ヶ岳ブルワリーと同じく山梨県北杜市で活躍する、気鋭のホップ生産者「小林ホップ農園」様とのパートナーシップにより誕生した、ピルスナータイプの限定醸造ビールです。
今回醸造したビールの特徴は、地元原産ホップ品種「カイコガネ」だけを使用している“シングルホップビール”である点。北杜市で栽培された「カイコガネ」だけを、しかも一部は収穫したての“生ホップ”状態で使用した、希少なプレミアムビールとなりました。
同じ北杜市の仲間で実現した“フレッシュホップビール”
ビールの苦味や香りづけに使用されるホップは、通常は夏に収穫したものを乾燥・圧縮して長期保存できる製品にしますが、その過程でホップ毬花(きゅうか)のなかにある「ルプリン」のアロマ成分が一部揮発してしまう等の課題がありました。
これに対して「HOKUTO」では、北杜市内で収穫後すぐに瞬間冷凍した「カイコガネ」を、「ルプリン」がビールにしみ出しやすくなるようミキサーで粉砕したうえでワールプールに浸漬。また、後発酵段階でもドライホップを行い、フレッシュホップらしいグラッシーで青々としたアロマを存分に引き出しています。
こうしたフレッシュホップビールの製造はホップ栽培場所に近い醸造所でないと実現しづらいプロセスですが、北杜市はかつてホップ栽培が盛んだった土地。現在、その北杜市で地域のホップ産業再生に向け活躍しているのが、関東位西で日本最大級のホップ圃場を持つ小林ホップ農園様です。
今回使用した小林ホップ農園様のカイコガネ圃場は、八ヶ岳ブルワリーのある清里高原から車で20分ほどの場所。同じ北杜市の仲間で実現した、地域の恵みを生かしたビールになりました。
ホップ農家小林 公式Webサイト
http://hokutohops.com/
豊穣なモルト感と超新鮮なアロマ
麦汁に浸す地元産ホップ「カイコガネ」
ホップ品種「カイコガネ」は、1957年に北杜市(旧長坂町)内で発見されたのち、農林水産省に品種登録された国産ホップの第1号品種となります。通常は数種類のホップを併用することの多いビールづくりですが、今回は「カイコガネ」特有のノーブルなキャラクター、そして“生ホップ”が持つ超新鮮なアロマを活かすため、あえて他の品種を使わない“シングルホップビール”としています。
これにより、ピルスナーらしい豊かなモルト感と雑味のないクリアな苦みはそのままに、収穫直後の「カイコガネ」に由来する若草のようなアロマ、そして金柑を思わせる柔らかな柑橘香が効果的に付与された、爽やかで飲みごたえのある“ホップ感”満載のビールとなりました。
「HOKUTO Japanese pilsner Fresh Hop」概要
・醸造方式および特長:下面発酵
・モルト100%、無ろ過・非加熱
・原材料:麦芽・ホップ(カイコガネ)
・アルコール度数:5.5%
・IBU(国際苦味単位):10
・保存方法:要冷蔵
・容量:330ml(ボトル)
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